MODEL 10を複数台接続する（F.C.B.S.接続）

Marantzのシステム制御方式であるF.C.B.S.（Floating Control Bus System）では、MODEL 10を複数台（最大4台）使用して高品位な再生システムを構築できます。それぞれの機器にIDを設定し、各機器を制御します。操作をおこなう機器（Leader）とリーダーから出力する操作信号を受ける機器（Member 1 - 3）をIDで設定します。Member 1 - 3には、リーダーからの出力信号を受ける順番にIDを設定します。F.C.B.S.で接続された機器にIDを設定することで、入力ソースの切り替え、音量の調節、ミュート、音量バランスの調節、音質の調節、ディスプレイの明るさの調節などの連動操作がおこなえます。また、MODEL 10を複数台使用する再生システムには、通常ステレオ出力の本機をモノラル出力アンプとして使用する機能もあります。それぞれの接続の説明にしたがって設定してください。