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HDMIについて
High-Definition Multimedia Interface の略で、テレビやアンプなどと接続できるAV 用のデジタルインターフェースです。
HDMI接続ではアナログの映像伝送で実現できなかったハイビジョン映像の伝送や、ブルーレイディスクプレーヤーで採用された高音質音声フォーマット(Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTS-HD)の伝送ができます。
また、従来の接続では、接続する機器間を音声ケーブルと映像ケーブルを使用して接続する必要がありましたが、HDMI接続では、HDMIケーブル1 本で音声信号と映像信号を伝送できます。これにより、ホームシアターシステムで煩雑になりやすい配線をすっきりさせることができます。
本機は次のHDMI機能に対応しています。
Deep Color
HDMIがサポートしている映像技術です。通常、RGB またはYCbCr の各色を8bit(256 階調)ずつで表現するところを、10bit(1024 階調)、12bit(4096 階調)、16bit(65536 階調)で表現することができるため、より高精細な色の表現を可能にします。
HDMI接続する機器の双方がDeep Colorに対応している必要があります。
x.v.Color
色の表現がより正確になり、自然で生き生きとした映像を表現することが可能になります。
“x.v.Color”はソニーの登録商標です。
3D
本機は、HDMI規格の3D(3 次元)映像信号の入出力に対応しています。3D映像の再生には本機のほかに、HDMI規格の3D機能に対応しているプレーヤーとテレビが必要です。また、3D映像をご覧いただくには、別売りの3Dメガネが必要です。
4K / 8K
本機は、HDMI規格の4K(3840×2160ピクセル)および8K(7680 x4320ピクセル)映像信号の入出力に対応しています。
Content Type
この機能は、出力映像の種類(コンテンツ情報)に適した設定を自動でおこないます。
Adobe RGB color、Adobe YCC601 color
Adobe システムズ社が定義した色空間(カラースペース)のことです。従来のRGB よりも広い色空間を持っているため、より鮮明で自然な映像を表現することができます。
sYCC601 color
“x.v.Color”同様、これらのカラースペースは、従来のRGBよりも広い色空間を定義します。
オートリップシンク
映像と音声のずれを自動的に補正します。
オートリップシンク機能対応のテレビを使用してください。
HDMIパススルー
本機の電源がスタンバイ状態のときでもHDMI入力端子から入力された信号を、HDMI出力端子に接続されたテレビや他の機器に出力します。
HDMIコントロール
本機とHDMIコントロール機能対応のテレビやプレーヤーをHDMIケーブルで接続し、それぞれの機器のHDMIコントロール機能の設定を有効にすると、機器間で相互に制御することができます。
電源オフ連動
テレビの電源オフ操作に連動して、本機の電源をオフにできます。
音声出力先の切り替え
テレビの操作で音声をテレビから出力するか、AVアンプから出力するか切り替えることできます。
音量調節
テレビの音量調節操作で、本機の音量の調節ができます。
入力ソースの切り替え
テレビの入力の切り替え操作に連動して、本機の入力ソースが切り替わります。
プレーヤーを再生すると、本機の入力ソースがそのプレーヤーの入力ソースに切り替わります。
ARC (Audio Return Channel)
HDMIコントロール制御のもと、テレビの音声信号をHDMIケーブルを経由して本機に伝送し、本機でテレビの音声を再生する機能です。
ARC機能のないテレビとのHDMI接続では、本機に接続した再生機器の映像信号をテレビに伝送することはできても、テレビの音声を本機で再生することはできません。テレビ番組をサラウンド音声で視聴したい場合などには、別途音声ケーブルの接続が必要になります。
これに対し、ARC機能のあるテレビとのHDMI接続では、音声ケーブルの接続は不要です。本機とテレビを接続するHDMIケーブルを通して、テレビの音声信号を本機に入力することができます。この機能により、テレビの音声を本機のサラウンド再生で楽しみいただけます。
eARC (Enhanced Audio Return Channel)
eARC 機能は、従来のARC 機能から拡張された機能であり、HDMI コントロール制御を介さずeARC 機能専用制御のもと、本機でテレビの音声を再生する機能です。さらに、eARC機能は、従来のARC 機能で対応されていなかったマルチチャンネルリニアPCM やDolby TrueHD、Dolby Atmos、DTS-HD、DTS:X の音声フォーマットも伝送できます。また、eARC機能に対応しているテレビを接続することにより、テレビで再生するコンテンツの音声をより高品位なサラウンド再生でお楽しみいただけます。
ALLM (Auto Low Latency Mode)
本機はALLM機能に対応したテレビとゲーム機を組み合わせて使用する場合、再生するコンテンツによって自動的に低遅延モードに切り替わります。
VRR(Variable Refresh Rate):
VRRは、映像の遅れや乱れ、チラツキを減らしたり取り除くことでよりなめらかなゲームプレイを実現します。
QFT(Quick Frame Transport):
QFTは、遅延時間を軽減することでよりスムーズなゲームやリアルタイムの仮想現実などを実現します。
FRL(Fixed Rate Link):
FRL(Fixed Rate Link)は、超高速帯域幅となる4K 60Hz以上などのより高い解像度を実現するために必要な伝送技術です。
接続しているテレビやプレーヤーによっては、動作しない機能があります。あらかじめ各機器の取扱説明書をご覧ください。
対応する音声フォーマット
2チャンネルリニアPCM |
2チャンネル、32kHz~192kHz、16/20/24bit |
マルチチャンネルリニアPCM |
7.1チャンネル、32kHz~192kHz、16/20/24bit |
ビットストリーム |
Dolby Digital / DTS / Dolby Atmos / Dolby TrueHD / Dolby Digital Plus / DTS:X / DTS-HD / MPEG-H / MPEG-2 AAC / MPEG-4 AAC |
DSD |
2チャンネル~5.1チャンネル、2.8 MHz |
対応する映像信号
480i |
480p |
576i |
576p |
720p 60/50Hz |
1080i 60/50Hz |
1080p 120/100/60/50/24Hz |
4K 120/100/60/50/30/25/24Hz |
8K 60/50/30/25/24Hz |
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著作権保護システムについて |
HDMI接続を通してBDビデオやDVDビデオなどのデジタル映像と音声を再生するためには、本機とテレビとプレーヤーのすべてがHDCP (High-bandwidth Digital Content Protection System)と呼ばれる著作権保護システムに対応している必要があります。HDCPはデータの暗号化と相手機器の認証からなるコピープロテクション技術です。本機は、HDCPに対応しています。 HDCPに対応していない機器を接続した場合は、映像と音声を正しく出力できません。お手持ちのテレビやプレーヤーなどについては、それぞれの取扱説明書をご覧ください。 |