パソコンと接続して再生する(USB-DAC)

パソコンに保存している音楽ファイルをUSB接続で本機に入力すると、本機に搭載しているD/Aコンバーターで、高音質な音楽再生をお楽しみいただけます。

本機とパソコンをUSB接続する前にパソコンに専用ドライバーソフトをインストールしてください。

macOSをご使用の場合は、ドライバーソフトのインストールは必要ありません。

パソコンの再生プレーヤーには市販品またはダウンロード可能なお好みのプレーヤーソフトをご使用ください。

パソコン(動作環境)

OS

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1およびWindows 10

macOS 10.12、10.13および10.14

USB

USB 2.0: USB High speed/USB Audio Class Ver.2.0

ご注意

当社ではこれらの動作環境で確認をしていますが、すべてのシステムでの動作を保証するものではありません。

専用ドライバーソフトのインストール(Windows OS のみ)

本機とパソコンのUSB接続を解除する。

本機とパソコンをUSB接続しているとドライバーソフトを正しくインストールできません。

パソコンにドライバーソフトをインストールする前に本機とUSB接続してパソコンを立ち上げた場合は、USB接続を解除して、パソコンを再起動してください。

ご使用のパソコンに、当社ウェブサイトSA-12 OSEのページの“ダウンロード”から専用ドライバーをダウンロードする。
ダウンロードファイルを解凍し、exe ファイルをダブルクリックする。
ドライバーソフトをインストールする。
インストール作業をおこなう言語を選ぶ。
“OK”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 1 Win10
ウィザードメニューが表示されたら “次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 2 Win10
ソフトウェア使用許諾メニューを読み、 “このライセンス契約書に同意します(A)”を選ぶ。
“次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 3 Win10
インストール開始ダイアログの“インストール”をクリックする。

インストールをはじめます。インストールが終了するまでパソコンの操作をしないでください。

Installer Marantz Japanese 4 Win10
“次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 5 Win10
インストール終了画面を表示したら“完了(F)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 6 Win10
“はい(Y)”をクリックする。
Installer Marantz 7 win10
本機の電源をオフにしたまま、本機とパソコンをUSBケーブル(別売り)で接続する。

接続のしかたは「パソコンを接続する」をご覧ください。こちら

本体の Power Button を押す。

本機の電源がオンになると、パソコンは自動的に本機を検出して接続をおこないます。

DISC/INPUTを押して、再生するメディアモードを“USB-DAC”に切り替える。
インストールしたドライバーを確認する。
パソコン画面の“スタート”をクリックして、“コントロールパネル”をクリックする。

コントロールパネルの設定一覧を表示します。

“サウンド”をクリックする。

サウンドメニュー画面を表示します。

“再生”タブの“SA-KI RUBY/SA-12”に“既定のデバイス”のチェックマークがあることを確認する。

他のデバイスにチェックマークがあるときは、“SA-KI RUBY/SA-12”を選択してから“既定値に設定”をクリックしてください。

音声出力を確認する。

パソコンからテスト信号を出力してUSB-DAC機能の音声出力を確認します。

サウンドメニュー画面の“SA-KI RUBY/SA-12”を選び、“プロパティ”をクリックする。

プロパティ画面を表示します。

Windows setting 1 SA12OSE Win10
“詳細”タブをクリックする。
D/A変換をおこなうサンプリング周波数とビット数を選ぶ。

“2チャンネル、24ビット、192000 Hz(スタジオの音質)” に設定することをおすすめします
(Windows 7)。

“2チャンネル、32ビット、192000 Hz(スタジオの音質)”に設定することをおすすめします
(Windows 8/Windows 8.1/Windows 10)。

“適用(A)”をクリックする。
“テスト(T)”をクリックする。

本機からパソコンの音声が出力されることを確認します。

Windows setting 2 win10
ご注意

専用ドライバーはパソコンと本機をUSB接続する前にインストールしてください。ドライバーのインストール前に本機とパソコンを接続すると正しく動作しません。

サンプリング周波数352.8kHz/384kHzのファイルをダウンサンプリングせずに再生する場合は、ASIO(Audio Stream Input Output)ドライバーに対応したプレーヤーソフトが必要です。ASIOドライバーでの再生は、ご使用のプレーヤーソフトをご確認ください。

パソコンのハードウェアおよびソフトウェアの構成によっては、動作しない場合があります。

本機を使用してパソコンからの音楽が正しく再生できない場合、http://marantz.jp/jp/html/faq.htmlのFAQをご参照ください。また、使用するプレーヤーソフトのサポートページもご確認ください。

オーディオ装置の確認(macOSのみ)

本機の電源をオフにしたまま、本機とMacをUSBケーブル(別売り)で接続する。

接続のしかたは「パソコンを接続する」をご覧ください。こちら

本体の Power Button を押す。
DISC/INPUTを押して、再生するメディアモードを“USB-DAC”に切り替える。
パソコン画面の“移動”にカーソルを合わせ、“ユーティリティ”をクリックする。

ユーティリティの一覧を表示します。

“Audio MIDI設定”をダブルクリックする。

“オーディオ装置”画面を表示します。

“SA-KI RUBY/SA-12”に、このサウンド出力装置を使用のチェックマークがあることを確認する。

他のデバイスにチェックマークがあるときは、“SA-KI RUBY/SA-12”を選択してから副ボタンクリックして、“このサウンド出力装置を使用”を選択してください。

MacOS setting 1 SA12OSE F ope6
“SA-KI RUBY/SA-12”のフォーマットを選択する。

“384000.0Hz”、“2ch-32 ビット整数”に設定することをおすすめします。

MacOS setting 2 SA12OSE F ope7
Audio MIDI設定を終了する。

再生

あらかじめご使用のパソコンにお好みのプレーヤーソフトをインストールしてください。

本機のリアパネルのUSB端子(USB-DAC)にパソコンを接続してください。こちら

DISC/INPUTを押して、再生するメディアモードを“USB-DAC”に切り替える。

パソコンのプレーヤーソフトで再生をはじめます。

入力しているデジタル音声信号を次のように表示します。

リニアPCM信号を入力した場合

Bracket OpenBracket Close PCM176.4k/24

サンプリング周波数/ビット数の順に表示します。

表示するビット数は、パソコンから本機のD/Aコンバーターに入力された時点のビット数です。

DSD信号を入力した場合

Bracket OpenBracket Close DSD 11.2M

DSD信号を入力した場合は、サンプリング周波数のみ表示します。

サンプリング周波数を検出できない場合は、“Unlock”を表示します。

本機が対応していないフォーマットの音声信号を入力した場合は、“Unsupported”を表示します。

再生できる音声信号について

ご注意

再生、停止などはパソコンで操作してください。本体のボタンおよびリモコンでは操作できません。

本機がD/Aコンバーターとして機能しているときは、パソコン本体のスピーカーから音声は出力されません。

パソコンの再生ソフトを起動中に、本機とパソコンの接続をはずすと、再生ソフトがフリーズすることがあります。必ず再生ソフトを終了してから接続をはずしてください。

パソコン側で異常が発生したときは、USBケーブルを抜いてパソコンを再起動してください。

再生ソフトのサンプリング周波数/ビット数と本機のサンプリング周波数/ビット数表示が異なることがあります。

パソコンとの接続には、3m以下のケーブルをご使用ください。

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