パソコンと接続して再生する(USB-DAC)

パソコンに保存している音楽ファイルをUSB接続で本機に入力すると、本機に搭載しているD/Aコンバーターで、高音質な音楽再生をお楽しみいただけます。

本機とパソコンをUSB接続する前にパソコンに専用ドライバーソフトをインストールしてください。

macOSをご使用の場合は、ドライバーソフトのインストールは必要ありません。

パソコンの再生プレーヤーには市販品またはダウンロード可能なお好みのプレーヤーソフトをご使用ください。

パソコン(動作環境)

OS

Windows 8.1およびWindows 10

macOS 10.13、10.14および10.15

USB

USB 2.0: USB High speed/USB Audio Class Ver.2.0

当社ではこれらの動作環境で確認をしていますが、すべてのシステムでの動作を保証するものではありません。

専用ドライバーソフトのインストール(Windows OS のみ)

本機とパソコンのUSB接続を解除する。

本機とパソコンをUSB接続しているとドライバーソフトを正しくインストールできません。

パソコンにドライバーソフトをインストールする前に本機とUSB接続してパソコンを立ち上げた場合は、USB接続を解除して、パソコンを再起動してください。

ご使用のパソコンに、当社ウェブサイトSACD 30nのページの“ダウンロード”から専用ドライバーをダウンロードする。
ダウンロードファイルを解凍し、exe ファイルをダブルクリックする。
ドライバーソフトをインストールする。
インストール作業をおこなう言語を選ぶ。
“OK”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 1 Win10
ウィザードメニューが表示されたら “次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 2 Win10
ソフトウェア使用許諾メニューを読み、 “このライセンス契約書に同意します(A)”を選ぶ。
“次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 3 Win10
インストール開始ダイアログの“インストール”をクリックする。

インストールをはじめます。インストールが終了するまでパソコンの操作をしないでください。

Installer Marantz Japanese 4 Win10
“次へ(N)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 5 Win10
インストール終了画面を表示したら“完了(F)”をクリックする。
Installer Marantz Japanese 6 Win10
“はい(Y)”をクリックする。
Installer Marantz 7 win10
本機の電源をオフにしたまま、本機とパソコンをUSBケーブル(市販)で接続する。

接続のしかたは「パソコンと接続する」をご覧ください。こちら

CD Power Button を押す。

本機の電源がオンになると、パソコンは自動的に本機を検出して接続をおこないます。

USB-DACを押して、入力ソースを“USB-DAC”に切り替える。
インストールしたドライバーを確認する。
パソコン画面の“スタート”をクリックして、“コントロールパネル”をクリックする。

コントロールパネルの設定一覧を表示します。

“サウンド”をクリックする。

サウンドメニュー画面を表示します。

“再生”タブの“SACD 30n”に“既定のデバイス”のチェックマークがあることを確認する。

他のデバイスにチェックマークがあるときは、“SACD 30n”を選択してから“既定値に設定”をクリックしてください。

音声出力を確認する。

パソコンからテスト信号を出力してUSB-DAC機能の音声出力を確認します。

サウンドメニュー画面の“SACD 30n”を選び、“プロパティ(P)”をクリックする。

プロパティ画面を表示します。

Windows setting 1 SACD30nF Win10
“詳細”タブをクリックする。
D/A変換をおこなうサンプリング周波数とビット数を選ぶ。

“2チャンネル、32ビット、192000 Hz(スタジオの音質)”に設定することをおすすめします。

“適用(A)”をクリックする。
“テスト(T)”をクリックする。

本機からパソコンの音声が出力されることを確認します。

Windows setting 2 win10

専用ドライバーはパソコンと本機をUSB接続する前にインストールしてください。ドライバーのインストール前に本機とパソコンを接続すると正しく動作しません。

サンプリング周波数352.8kHz/384kHzのファイルをダウンサンプリングせずに再生する場合は、ASIO(Audio Stream Input Output)ドライバーに対応したプレーヤーソフトが必要です。ASIOドライバーでの再生は、ご使用のプレーヤーソフトをご確認ください。

パソコンのハードウェアおよびソフトウェアの構成によっては、動作しない場合があります。

本機を使用してパソコンからの音楽が正しく再生できない場合、http://marantz.jp/jp/html/faq.htmlのFAQをご参照ください。また、使用するプレーヤーソフトのサポートページもご確認ください。

オーディオ装置の確認(macOSのみ)

本機の電源をオフにしたまま、本機とMacをUSBケーブル(市販)で接続する。

接続のしかたは「パソコンまたはMacと接続する」をご覧ください。こちら

CD Power Button を押す。
USB-DACを押して、入力ソースを“USB-DAC”に切り替える。
パソコン画面の“移動”にカーソルを合わせ、“ユーティリティ”をクリックする。

ユーティリティの一覧を表示します。

“Audio MIDI設定”をダブルクリックする。

“オーディオ装置”画面を表示します。

“SACD 30n”に、“このサウンド出力装置を使用”のチェックマークがあることを確認する。

他のデバイスにチェックマークがあるときは、“SACD 30n”を選択してから副ボタンクリックして、“このサウンド出力装置を使用”を選択してください。

MacOS setting 1 SACD30nF
“SACD 30n”のフォーマットを選ぶ。

“384000.0Hz”、“2ch-32 ビット整数”に設定することをおすすめします。

MacOS setting 2 SACD30nF
Audio MIDI設定を終了する。

再生

あらかじめご使用のパソコンにお好みのプレーヤーソフトをインストールしてください。

本機のリアパネルのUSB端子(USB-DAC)にパソコンを接続してください。こちら

USB-DACを押して、入力ソースを“USB-DAC”に切り替える。

パソコンのプレーヤーソフトで再生をはじめます。

サンプリング周波数を検出できない場合は、“入力無し”を表示します。

本機が対応していないフォーマットの音声信号を入力した場合は、“非対応です”を表示します。

再生できる音声信号の仕様

再生、停止などはパソコンで操作してください。本体のボタンおよびリモコンでは操作できません。

本機がD/Aコンバーターとして機能しているときは、パソコン本体のスピーカーから音声は出力されません。

パソコンの再生ソフトを起動中に、本機とパソコンの接続をはずすと、再生ソフトがフリーズすることがあります。必ず再生ソフトを終了してから接続をはずしてください。

パソコン側で異常が発生したときは、USBケーブルを抜いてパソコンを再起動してください。

再生ソフトのサンプリング周波数と本機のサンプリング周波数表示が異なることがあります。

パソコンとの接続には、3m以下のケーブルをご使用ください。

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