高音質

HDAM®SA3モジュール

上級モデルで開発したHDAM®SA3を搭載しました。本機では、電流帰還型のPHONOイコライザーなどにHDAM®SA3を多数使用しています。

全段バランス構成アンプ回路

本機は全段バランス構成とし、パワーアンプ部はBTL(Bridged Transless)接続により出力を得ています。スピーカーのプラス、マイナス両端子をパワーアンプの出力段により直接駆動するため、高いドライブ能力を発揮することができます。また、スピーカーのドライブ電流がグラウンド回路に直接流れ込まないため、増幅の基準となるグラウンド電位が安定し、ノイズや回路間の干渉が低減され正確な増幅がおこなえます。

リニアコントロール・ボリューム

上級モデルのデザインコンセプトを踏襲したリニアコントロールボリュームを搭載しました。Micro Analog Systems社製MAS6116とHDAM®SA3を組み合わせ、更にS/N比を向上させました。0~ -100dBの範囲を±0.5dB刻みでスムーズにコントロールします。

Hypex社製スイッチングパワーアンプモジュール

パワーアンプには、Hypex社製NCore®スイッチングパワーアンプモジュールをBTL仕様で合計4基採用しています。低域から高域に至るまで歪が少なく、スピーカーのインピーダンスにかかわらず周波数特性が変化しない、非常に優れた性能を備えたスイッチングアンプモジュールです。HDAM®SA3を使用したハイスピードなプリアンプ回路と組み合わせることにより、DSDやハイレゾ音源の持つきめ細かな情報を忠実かつ精緻に描き出します。

2アンプ構成

上級モデルのデザインコンセプトを踏襲し、ボルテージアンプとパワーバッファーによる2アンプ構成としました。2アンプ構成にすることでパワーバッファーが強力にスピーカーをドライブし、スピーカーからの逆起電力の影響をも遮断します。ボルテージアンプは低歪でパワーバッファーをドライブします。

コンスタント・カレント・フィードバック型フォノイコライザー

上級モデルで開発したコンスタント・カレント・フィードバック型のフォノイコライザーを搭載しました。NF型フォノイコライザーとCR型フォノイコライザー両方式の長所を併せ持つマランツ独自の方式で、MMカートリッジおよびMCカートリッジに対応します。PHONO入力端子には入力インピーダンス切替機能も装備しており、中~高インピーダンスのカートリッジの他、ハイエンドブランドのカートリッジに代表される2~10Ω程度の低インピーダンスカートリッジにも、最適な入力インピーダンスで対応します。

高音質パーツの採用

新規採用の高音質メルフ抵抗やフィルムコンデンサをはじめとして、回路の随所に高音質部品を採用しています。

ディスプレイ

本機のディスプレイにLCD(液晶表示板)を採用しました。他の方式のディスプレイに比べて駆動電力が少なく輻射ノイズが小さいため、音質への影響が極めて小さくなっています。

ダブル・レイヤード・シャーシ

高級銅削り出しアナログ音声入力端子
(CD/PHONOのみ)

高級銅削り出しスピーカー端子

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